「個別の教育支援計画」ソフトウエアのご紹介 (2013/01/17)

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*主な特徴
(1) 父兄の希望や多くの情報を効率的に入力ができる
(2) 職員間で情報の共有化ができる
(3) 長期に渡る生徒の情報を知ることができる
(4) 生徒の転学や進学時の引き継ぎが容易にできる



本システムは平成19年度、文部科学省公募による「先導的教育情報化推進プログラム」で採択され、以降3年に渡り国内外の事例を検討した上で開発された特別支援教育向けの校務の支援コンピュータシステムです。

教員間、そして保護者もまじえて情報を作成・継承できる、どちらかと言えば学区全体で運用するという比較的規模の大きなシステムになります。

現在、学校業務用のソフトウエアは,成績処理・出席管理・会計処理など事務的機能に限られたものが多く、特別支援教育に必須であるIEP策定のためのソフトウエアをほとんど目にすることはありません。

障害の診断に伴う教育目標や教育内容の決定、 指導評価規準の作成、保護者との協議などの円滑化・効率化を図り、教職員の業務の負担を軽減することで、 教師が生徒に係わる時間を増やし,「先生を生徒に返す」ことによって教育活動の質を高めること支援を目的にしています。

とりあえず、概要をおつかみになられたい方向けに以下資料をご用意しています。

簡単ご紹介ビデオ
操作マニュアル  *初期設定から個別の指導計画作成までの操作方法。(2010年4月10日更新)
操作マニュアル  *分析ツールや不登校ツール等追加機能の操作方法。*2010年4月10日更新)
操作内容ご紹介ビデオ、その1
操作内容ご紹介ビデオ、その2

開発の主体は、日本支援教育実践学会、国立大学法人兵庫教育大学および関西地区の特別支援学校の教員等になります。
学校の現場でのテスト等を多く重ね、実際に使えるツールになっています。 (テスト校のリスト
また、講習会も多く開催し先生方のご反応もツールに織り込んだ内容になっています。(講習会の様子

モニター校・E-iepを使ってみて・現場の教師の声・・・

・声その1
計画の共有と継続性 生徒の学年進行や担任教師の交代や増加などの変更があっても、共有データを継承できるのが便利であること、 遠隔にいる校外支援者が直接生徒のデータを点検できること、担任教師とでフォーラム上にて生徒の指導内容を 協議したり、助言できるメリットがある。

・声その2
携帯機能の利用と情報の交換 保護者は携帯メールをとおして、連絡帳代わりに教師との対話がしやすくなり、そのやりとりが生徒を指導する 複数の教師にも伝達されて便利。
分析ツールでは、いわゆるPlan-Do-Seeの過程を具体的 にネットワーク上で視覚的に確認でき、データを基にした指導の成果が保護者や関係者の間で共有できる。

・声その3
生徒の生活や学習の記録の報告 不登校支援システムによって、保護者からの生徒の家での生活の実態や学習の記録が在籍校の教師に提供されている。
教師と保護者による自宅学習支援の取り組みが逐次教育委員会の担当指導主事に伝達され、電話や家庭 訪問などの教育の負担が軽減されて、関係者間で生徒の心理や学習意欲の変化などが把握しやすくなった。
保護者からは在籍校と教育委員会との折衝において、保存された自宅での生活の様 子や学習記録のデータを基にして対話できる。この学習記録は、教育委員会にとっ ては修了認定の参考になる。

・声その4
校外支援との情報共有 医師からの所見や塾の関係者など校外の支援者との意思疎通と情報野共有がシステム上で可能になり、口伝によ る曖昧さやブレを避けることができる。
関連資料の保管機能も便利だ。
数値データはレーザーチャートや棒グラフで表示され、視覚的にわかりやすい。

・声その5
学校毎の権限などのカスタマイズ化 コーディネーターや管理職の権限がカスタマイズできるのが良い。
目標のデータベースは、拡張した り編集できる機能も便利である。
行動のチェックリストも対象生徒の所属に合 わせて複数から選択できること、チェックリストの項目も入れ替えることができるのが便利だ。


父兄参加やインターネット機能は使わないから削除したい・・・


本システムは特別支援教育では先進的なイギリスやアメリカなどに出向きそのエッセンスを大量に取り込んでいます。インターネットを通して学校、保護者および関係者が密接に結びつき、障害がある生徒の支援をする環境がすでに出来上がっているそのような国の状況を理想形としてシステムが開発されています。

2011年、やっと各先生にパソコンが配布されるようになった日本国内の学校の事情から見ると本システムは、「父兄参加の個別の教育支援計画づくり」というコンセプトは少し進みすぎているのやもしれません。 実際、前述の海外事例では、仮に情報漏えいなどが発生した場合は保険会社が費用の弁済を行うような社会認知もすでにあり、これが無い国内とはインターネット環境の利用で大きな差があるのも事実です。

最近は本E-iepシステムへご興味を持っていただく方も次第に増え、教育委員会単位でご検討いただく機会も出てまいりました。 しかし、インターネットや父兄参加という概念を脇に置き、本来このシステムが持っている機能を端折って個別の教育支援計画作成という点にスポットをあててご案内させていただいています。

本ホームページ上には父兄参加という趣旨が多くありますが、これは本来持っている機能全てをご紹介したいという趣旨からでございます。ご理解を頂戴できればと願っています。

また、平成19年度当時、「個別の指導計画および個別の教育支援計画」の使い分けがはっきりしていなかったこともあり、混在している場合がありますが、そのような事情ですので併せてご理解を頂戴できればと願っています。
(2011年10月から内容を順次更新しています)



e-iep導入で「個別の教育支援計画」づくりが変わります。


e-iepはこれまでの「個別の指導計画」づくりでは実現できなかった
「本当にやりたかった」事を沢山盛り込みました。

  • 担任一人の負担を増やさず、「子どもを複数の教師」で見守る事ができます。
  • 完成した「個別の指導計画」やその背景にある情報を必要な教師がいつもで見て確認できます。
  • 支援の手だてをひとつづつ実施し効果を測る事ができます。
  • 前学期作成した個別の指導計画をひな形に最小限の労力で新しい個別の指導計画を作る事。
  • 教師の携帯や保護者の携帯に一切の個人情報を残さずにメールでの情報交換を実現します。

ベテランから新人まで


e-iepは単純に校務にかかる時間を削減するためだけに開発されたものではありません。
学校スタッフの知恵を集め、蓄積することでより質の高い教育の実現する事が目的です。


(ジアース社からE-iep書籍が販売されています

あなたが特別支援教育のベテランであれば、作業効率が向上し
これまでより質の高い指導計画が短時間で作れる様になります。

またあなたが新任教師でこれから特別支援が必要な子供達を受け持つとしても
e-iepに蓄積された豊富なデータがあなたの経験不足を補います。

e-iepは特別支援教育と個別の指導計画作成のために専門家が4年の歳月をかけて完成しました。
保護者と教師をデジタルネットワークでつなぎ、教育支援をお手伝いします。

個別の指導計画とは?


発達障害を持つ、子ども達一人一人の実情に適した指導が
継続的、発展的に行われるようにするために学校機関が作成する計画です。

導入をご希望の場合・・・


学校関係者の方、IT系企業の方いずれもご興味のある方はこちらからご連絡ください。
デモの環境をご用意いたしますが、前述の通り、本システムは教員間、そして保護者もまじえて情報を作成・継承できる、どちらかと言えば学区全体で運用するという比較的規模の大きなシステムになります。
使用においては、通常のスタンドアローンの単体ソフトと異なり、ネットワーク利用が前提にあるためセキュリティーや権限設定で戸惑われるケースが多いのである程度のパソコン知識は必須になります。

なお、本システムはApple社のサーバー(Macmini)で稼働するシステムです。
単体で運営することは可能ですが、認証においてはActivedirectory及びLDAPに連携することができますので

既存の校務支援システムの一部として導入することも可能です。

学校の校務支援システム導入時にその一部(特別支援オプション)としてカスタマイズ納品させていただくように
なろうかと思います。

導入費用ですが、生徒数、教員数および対象となる学年などで見積りをいたしますのでご連絡ください。